「時代の扉はすでに開いている~いさどんによる閉会の挨拶」
皆さん、3日間ありがとうございました。雲が漂っている今のわたしたちの心の状態を思うと、そこに一筋の光が差してきたような感じがしています。わたしたちは毎日起きて、活動し、眠ります。起きていることが現実なのか、そしてわたしたちが認識していることが真実なのか。わたしたちが眠りにつくと夢を見ます。その夢以外に、心でも夢を見ます。そして、わたしたちが生きているということは、生まれる前や死んだ先もわたしたちにはあるのです。そうすると、わたしたちが認識する今の世界が真実なのか。その向こう側、そしてその手前の側が真実なのか。わたしたちはそういったことをよく考える必要があります。起きている時も眠っている時も、そして生まれる前も生きている時も死んだ先も、わたしたちが認識できるこの世界も認識できない世界も、わたしたちの世界なのです。
わたしたちが心を開いて、外に意識を向ければ、わたしたちはもっと大きく広い世界を認識し生きることができます。そして、もっと大きく広い世界で存在し生かすことができるのです。そのためには、まず小さな自分を健康にすることです。今の社会にある矛盾は、そういったことをわたしたちに教えてくれているのです。
この画面を見てください。真ん中に大きな柱が降りています。これは宇宙を貫く法則であり、時流であり、この世界の柱です。そして、まわりにある色とりどりの丸はわたしたち一人ひとりです。一人ひとりが天とつながると、この世界の法則がその場に降りてきます。わたしたちは地球という生命生態系のコミュニティで共に生きています。ですから、わたしたち一人ひとりが天とつながると、地球というコミュニティに大きな柱が降りてきて、わたしたちの世界に秩序が保たれていきます。
今回9回目を迎えた大人サミットは、物理的にはまだとてもささやかな動きですが、時代はすでにこのような動きを求めています。そして、時代の扉もすでに開いているのです。わたしたちは認識できる世界だけで存在しているのではありません。ですから、そこを超えた価値をこれからわたしたちは表現する必要があるのです。今の地球人類にはなかなかそれがわからないかもしれませんが、時代は、そして宇宙は確実にその方向に動いているのですから、必ずそのような時が訪れます。皆さん一人ひとりがそこに貢献できる人生を生きたら、真に豊かな喜びあふれる人生になることでしょう。そして今、新たな時代を担う魂を持った、素晴らしい子どもたちが生まれてきています。わたしたちはこれからも共に、この新たな魂につなげる活動をしていきましょう。ありがとうございました。