第10回大人サミットBOOK 2日目午後

第10回大人サミット・2日目午後

2016.7.17

《この世界を創っているのは》

《大人サミットプレゼンテーション 第二部》

《大人サミットプレゼンテーション 第三部-1&2》



《この世界を創っているのは》

第10日大人サミット2日目の午後は、「この世界を創っているのは」という曲から始まりました。

「♪この世界を創っているのは」

毎日 毎日 たくさんの出来事の中で
いろんな感情が わたしたちの中にやってくる
どこからかやってくる このたくさんの感情を通して
わたしたちは 心という宇宙を学び続けている
もしそこに 不幸や対立があったとしたら
一人ひとりが その種を自分の中に見つけて
とりのぞいてゆくならば

この世界は変わってゆくだろう
それがこの世界のしくみ
宇宙のしくみ

あなたと関係のない 誰かがこの世界を創り
あなたから 自由や想像をうばい続けているのではなくて
宇宙の光の分身である わたしたち一人ひとりが
この世界を創っている
そのことにみんなが気付いたならば
自分につながる すべてのいのちのつながりを傷つけないそのために
あなたが発する想いのすべてを 

今から変えてゆく それだけで

この世界は変わってゆくだろう
それがこの世界のしくみ
宇宙のしくみ

蒔いた種を刈り取るのは 一人ひとりの責任
みんなで蒔き続けた種が 今もこの世界を創っている
心の中に いろんな想いの種を みんなかかえている
何もかも 誰かのせいにすることはできない


ならば
あなたはこの世界に どんな想いの種を蒔きますか
そしてこの世界に どんな花を咲かせますか

この世界を創っているのは この世界を創っているのは
この世界を創っているのは この世界を創っているのは

わたしたち

2pm217

(いさどんの話)

皆さん、こんにちは。午前中とは違う午後のいさどんです。午前中からすでに変化しました。今、「この世界を創っているのは」という曲が歌われましたが、今世界中ではテロが頻発しており、「無実の人たち」が標的にされています。一体、わたしたちはどうしたらいいのでしょうか?

先日、バングラデシュでテロが起きました。新興国の発展を支援する善良な人たちがなぜ、テロの犠牲にならないといけなかったのでしょうか?日本のマスコミでは、あのテロで犠牲になった人たちは、発展途上国に貢献してきた社会的に優れた人たちだと報道していました。僕はそのような一辺倒の報道をするマスコミの世界を観て、少し違和感を持ちました。バングラデシュでテロの被害に遭った人たちは、バングラデシュの発展を純粋に願って現地に赴いていたのでしょうか?

今まで日本のODA(政府開発援助)は、日本の国益のために行われてきました。そして、日本政府の方針に従って、日本の企業がそれに関わり、今まで海外に進出してきたのです。つまり、日本のNGOが新興国の人たちに支援する多くは、ビジネスが目的なのです。今回もジャイカの支援のもとに、企業に携わる人たちがプロジェクトを組み、ダッカの交通網を整理することが目的でした。そして、バングラデシュの人たちも含めてこういった人たちは、日本のように交通が整備された豊かな国になることを望んでいたのでしょう。その多くはお金の豊かさであり、物理的豊かさです。

そして今やバングラデシュは、アジアの新興工業国の発展に続いて高度経済成長を遂げています。日本もそのような高度経済成長の時代には、社会に多くの矛盾をもたらしてきました。そういった右肩上がりの発展を続ける社会では、自らの側を正しいと主張する人たちが争ってきました。その結果、貧富の差が拡大し、貧困がさらに広がりました。そのような状況に反発した人たちが今、ISや過激な人たちに共鳴し、世界中でテロを起こしているのです。ですから、ある日突然テロを起こす人たちが発生したわけではありません。テロを引き起こす背景の社会があり、そしてテロが引き起こされるのです。

それは原因と結果の関係であり、50:50の関係です。しかし、人は自らの立場が正しいと思いたいのと同時に、自らを振り返らないのです。「この世界を創っているのは」の歌の中に「この世界を創っているのは わたしたち」という歌詞がありましたね。今まで人々は、自らを振り返らず、自分に都合の良いように世の中を見てきました。しかし、皆がそういった姿勢を取ると、立場の違いにより対立が生まれるのです。皆さん、そうは思いませんか?

さらに時代を読み解いていくと、僕が若い頃はわかりやすい時代でした。皆が一生懸命努力をし、たくさん働いて、豊かになることがほとんどの人々の目指すところでした。ですから、社会のエネルギーの使い方は一方の方向でわかりやすかったのです。その上、その頃は高度経済成長の真っ只中でしたから、世の中全体のエネルギーが強い時代でした。ですから、人々のエネルギーがぶつかり合うと、それは学生運動のような激しくわかりやすい形で、社会に表現されてきたのです。

そして僕が若者だった頃から今、半世紀が経ちました。1世紀の100年を一区切りの目的だとすると、50年は折り返し地点です。そういった意味で今、振り返ってみると、今の時代はこれまでの時代とはエネルギーの向ける方向が多様になってきています。今の時代は、自らが正しいと思う方向へ突き進み、目標を達成しようとすると、目標が違う人たちとぶつかります。その結果、矛盾が発生し、これほど地球環境がおかしくなっているのです。ですから、思いついたことをそのまま実現すればいいという時代ではもはやなくなったのです。これまでの時代のような安易な確信のもとに進んでいくと、大きな行き詰まりを迎えるのが今の時代です。

皆さんはそう聞くと、今の時代を生きることはたいへんだと思いますか?実は、良いこともあるのですよ♪悪いことの反対には、必ず良いことがあるのです。それは、僕が若者だった頃は安易に行動し、そこで行き詰まっても、またやり直せる時代でした。ところが、今は物事が行き詰まってしまうと、代わりのものを見つけるのがたいへんな時代なのです。ですから、今の時代を生きる皆さんは、自分自身を精密に観ていくことが大切なのです。つまり、こういった時代だからこそ、それだけ精度の高い生き方ができるチャンスが与えられているのです。皆さん、おめでとうございます!

自分は何者であるのか。何のために生きているのか。そして、どのように生きて、いずれどのように終末を迎えるのか。わたしたちは今、そういったことを意識しながら生きていく時代を迎えています。僕が若かった頃のように、ただ一方通行で進めばいい時代ではなくなった分だけ、今は意識が高くなければ物事が行き詰まる時代になったということでもあるのです。

「自分が人類を代表して生きている。」

そのように意識が高くなると、思考のスケールが広くなり、物事はスムーズに流れるようになります。なぜなら、それは自らの感情に囚われていない状態だからです。ところがスケールが小さいと、思考は自らのことばかり考えている状態ですから、物事は行き詰まるようになっています。それが、宇宙の法です。

ですから、この世界はとてもわかりやすく、良い世界です。しかし、僕が言う良い世界とは、自分のことばかり考えている人たちからすると、生き辛い世界です。なぜなら、そういった人たちにとっては、生きることは思うようにならない世界だからです。しかし、思うようにならないことで、自らの姿勢が間違っていて、この世界の法から外れていることを世界は教えてくれているのです。それは逆転の発想です。さて、皆さんはそのような発想を持っているでしょうか?

先程、テロについて触れましたが、わたしたちはテロを問題とするのではなく、そういったものを発生させる社会を問題としなければいけません。裁くべきは、社会なのです。介護殺人で身内を殺してしまう人を裁いて刑務所に入れることは、それも法律ですから、必要なことでしょう。しかし、裁くべきはこの社会の仕組みです。そして、この社会を創っているのは、わたしたち一人ひとりです。そして今、21世紀に入り、時代は「民衆の時代」に入りました。それは、一人ひとりが目覚めていく時代です。

今、人間たちはお金やモノ一辺倒の世界を創り上げ、自然を顧みません。それは法律的には何も罪を犯していないかもしれませんが、たとえば肉食をすることによってたくさんの動物を屠殺(とさつ)し、魂を迷わせているのです。そういったわたしたちの身近にある一つ一つを振り返ることが、この世界を変えていきます。

そのためにはまず、「自分が無実である」という考えをやめることです。わたしたちはこの世界に存在している限り、世界に現状の響きが広がることを手助けしているのです。ですから、まずは自らを観察し、どのような響きを世界に発しているのかを知り、それを改めていくことが大切なのです。

《大人サミットプレゼンテーション 第二部》

2pm18

ここから第二部です。僕には西暦3000年の頃のイメージがあります。僕はそのときもプレゼンテーションをしているのです。今、ここにはプロジェクターがあり、そこからスクリーンにパソコンのデータが映し出されています。それが3000年になると、僕がプレゼンテーションをするとき、パソコンは僕の脳の中にあります。そして、スクリーンは空間に存在するのです。それは立体の三次元画像です。プロジェクターはありません。僕のイメージが直接この空間に浮かぶのです。そうすると、プレゼンテーションを聴く人は僕のまわりにいて、空間に浮かぶイメージを受け取ります。これが、西暦3000年の頃のプレゼンテーションの現場です。それを確認するためには、ぜひ皆さん、3000年にこのプレゼンテーションの場でまたお会いしましょう(みんな、笑)。それはすぐですよ。今から1000年以内に来るのですからね(みんな、笑)。

「第二部 時代の中の立ち位置を知る とびきりのターニングポイントを生きる現代人」
2012年12月21日が最も大きなターニングポイントです。その頃から、世の中に隠されていたことがたくさん暴き出されています。それは、特権階級やこの世界を操っていた人たちの存在が観えてきたと言うことです。今までは、そういった人たちが存在することは一部の人たちには知られていましたが、一般の人たちには想像すらできませんでした。

宇宙は常に変化・変容・変態を繰り返しています。それが宇宙の実相です。ところが、自らに囚われてしまった現代人は、変化することを恐れています。しかし、真実を知り成長することは、常に変化することです。変化したくない人ほど、自らを正しい側に置き、まわりを変化させようとします。これは盲点で、多くの人々がこのことに気付いていません。人はとかく、常に自らが正しい側にいて、まわりが間違っていると思い、まわりを変えようとするのです。しかし、この世界のすべては変化し続けています。ですから今、わたしたちは大いなる精神のターニングポイントも、迎えているのです。

2pm319

2012年12月21日に銀河の冬至を迎え、闇のピークを超えました。12900年前は光のピークでした。この頃、東アジアではカタカムナ文明が最高潮を迎えました。そして、トキを同じくして、東のほうではマヤの文明がピークを迎えたのです。それ以前に太平洋に沈んだと言われているムー大陸のトキの文明は東へ移り、マヤの文明となりました。ムー大陸の言魂の文明は西へ移り、ユーラシア大陸の東(当時日本はまだ大陸の一部でした)に伝えられました。それがカタカムナ文明です。それ以来、カタカムナ文明はどんどん衰退していき、太陽の一螺旋の4分の1にあたる約6450年前、わたしたちの現在の文明の元となるシュメール文明が発祥しました。それは初期のメソポタミア文明です。それが中国・インド・中東へ広がり、今、わたしたちは闇のピークまで来ました。

光のピークから闇のピークまでは「体主霊従・分離」の時代でした。「体主霊従」とは、形が主となり、心が後からついてくるという考え方です。しかし、闇のピークを過ぎた今、これからは「霊主体従・統合」の時代なのです。それは心が主になって形ができる時代です。これまでの「体主霊従」の時代ではスポーツでもどの分野でも、記録などの形が優先されてきました。ですから、何か特別な記録を残すと、その人は精神も優れているように思われてきたのです。そういった時代では、心は形の奥に隠されていました。もしくは、悪い心が形に隠され、世の中の正義となっていた時代だったのです。アメリカはその最も代表的な国です。そして、その引き金を引いたのは、1760年に起きたイギリスの産業革命です。

「25800年周期の太陽の螺旋運動により、時代が闇のピークを迎えたそのときから、『夜明けの晩』が始まる。ここから始まる目覚めの時代。」

わたしたちが今この時代を生きているということは、極めてダイナミックなトキにいるということです。その視点で社会情勢を観たときに、「時代が動いているとはこのことだ!」「宇宙の法が働いていることはこのことなのだ!」と納得がいくことでしょう。皆さん、これからはそうやって社会情勢を観てください。そうすると、感情的になったり、人間的な思惑に翻弄されることはありません。

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25800年ぶりの「銀河の冬至」が2012年12月21日に訪れ、この日を境にわたしたちは分離の時代から統合の時代へと突入しました。2012年12月21日はあと10日で2013年になるのですから、木の花ファミリーでは2012年12月21日を越えたその後の3年間を次の時代へ移行するための準備期間と捉えてきました。2013年、2014年、2015年の準備期間を経て、そして2016年が「銀河の夜明け」であるスタートの年だと捉えてきたのです。

この2012年12月21日から3年半が経った2016年6月21日は、ついこの間の夏至に当たります。それはちょうど、当時自然療法プログラムを受けていたTさんに僕が面談をした日でした。そこで彼女に、「2016年6月21日という夏至の今日は、人類にとってとても重要な日です。ですから、今日を区切りとし、新たなバージョンの自分としてこれから臨んでもらいたいと思います」と伝えたのです(詳細につきましては、「大人サミットBOOK1日目・21世紀を生きる人類の目覚め」をご覧ください)。

そうしたら最近になって、わたしたちと同じような理論を語っている人がいることがわかりました。その人は、2012年12月21日を「真中(まなか)」と呼び、その前後の3年半ずつの準備期間を「「夜明けの朝」「夜明けの晩」と呼んでいます。「夜明けの朝」は闇のピークを迎えるための準備期間であり、「夜明けの晩」は新たなスタートを切るための準備期間ということで、前後の3年半ずつを合わせた7年間が「銀河の夜明け」です。7(ナ)という数字は、カタカムナで言えば質的転換を表します。

実は、カゴメカゴメの歌でもそれを示しているのです。カゴメカゴメの歌は非常に奥が深く、そこには秘密のメッセージが隠されています。男女の性の奥義がカゴメカゴメの歌なのです。今、世の中では、性に対する認識が最も間違っています。性はいのちを生む儀式であり、男女の対向発生によって成り立っているのですから、それは宇宙の原理なのです。ところが、性は秘め事となり、人間のエゴによって邪で歪んだものになってしまった結果、女性が虐げられているのが現状です。ですから、性が正常にならないと、世の中は良くならないのです。本来、「性」は「聖」なるものです。カタカムナでは、「性」も「聖」も同じ音ですから、同じ聖なることなのです。カゴメカゴメの歌を紐解いていくと、そういったことが観えてきます。

2pm21

ここで、金神様を皆さんにご紹介します。
「人(ヒト)と獣(ジュウ)の分かれ目」とは、「真理を悟った者と、人間の姿をしていてもその道理がわからない獣の心をしている者の分かれ目」ということです。

金神様は、25800年ぶりの銀河の冬至というターニングポイントが真中であることも、三年という準備期間があることも伝えていたのです。

「真中を過ぎし不測の時」「仕組みが始まる三年の間」には、たくさんのことが暴かれてきます。そして、それは自分を例外にすることではありません。誰もが、それを自分のこととして受け取らなければいけないのです。誰も守られるものはいないのです。ですから、世の中で起きていることに対して、自分が無関係であるものは何ひとつないのです。

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これは文明1600年周期説です。これは京都大学の村山節(みさお)先生によって提唱されました。彼は目盛間隔を一定にとった世界史年表を作成する過程で、様々な地域・時代の歴史に共通する二層の盛衰パターンを発見しました。つまり、東洋文明と西洋文明は800年毎に繁栄と衰退を繰り返し、1600年で一巡する二重螺旋を描きながら、地球の上を移動していくのです。この1600年周期は天体の動きに呼応して分析したものではなく、歴史上の出来事の統計の結果現れたものです。赤いラインが東洋文明を表し、青いラインが西洋文明を表しています。今から800年前には西洋文明が台頭し、250年前に産業革命が起き、現在に至ります。そして今、時代は東洋文明が台頭し、西洋文明が衰退していくサイクルに入ったのです。

ここで大切なことは、東西文明の切り替わり時に世界で大動乱が起きてきたということです。そして文明の切り替わり時を迎えている現在も、世界動乱が起きているのです。今、中東からヨーロッパにシリア難民が移動していますね。さらに、環境破壊・経済の混乱・難病の蔓延といった混乱期にちょうど直面しています。この混乱期は約100年続くと言われていますが、昨日・今日と北極星の話をしましたね。今現在、地球はポラリスを北極星として示しています。そして、地球が最もポラリスを北極点として指し示すときは2102年です。ですから厳密に言うと、そこまでは混乱期が続くということです。ある意味、3000年までの転換期が100年あると考えてもいいですね。

2pm23

これは太陽の一螺旋である25800年を4分の1にしたものです。そこに、文明800年周期を当てはめました。そうすると、25800年のターニングポイントと800年周期のターニングポイントが2000年を過ぎたところで一致するのです。この図でいうと、6450年前から現代文明の元が始まり、今に至っています。ですから、わたしたちの今の文明の歴史は太陽の一螺旋の4分の1にしか過ぎないのです。宗教の歴史についても、太陽の一螺旋の8分の1にあたる約3000年にしか過ぎないのです。

さらに、中国の「天盤の巡り」という考え方からすると、約6450年前から「青陽期」と呼ばれる王が支配する時代が始まりました。次に、約3000年前から「紅陽期」と呼ばれる聖人が人々を導く時代、つまり宗教の時代が始まりました。しかし、宗教の時代も1927年にすでに終焉を迎えているのです。1927年以降は、聖人が目覚め人々を導くのではなく、「白陽期」と呼ばれる庶民の時代に入りました。それは、わたしたち一人ひとりが目覚め、キリストやブッダとして生きる時代の始まりです。

「新たな時代を生きる人々は、6450年の支配の幻想から解き放たれる時を迎えた」
今、皆さんは、自分がそういった時代を生きている者だと認識できますか?できますよね。なぜなら、今の世界は変でしょう?人類はこのまま進んでいったらいけないでしょう?皆さんは一般の庶民です。それにもかかわらず、この大人サミットに参加して、人類や地球、宇宙の現状や未来についての話を聞いています。そして、「その通りだ!」と思っていますね。それは、皆さんの中にキリストやブッダの精神があるということです。しかし、そういったことに真剣に向き合わず、それを目覚めさせなければ、現象化はしないのです。

2pm24

これは冥王星の248年の周期と時代の動きを表したものです。ピンク色の楕円は冥王星の軌道です。この中心に位置するのが太陽です。冥王星の248年の周期では、2008年が光のピークです。2008年光のピークを過ぎ、2009年7月から2012年12月21日までの「夜明けの朝」を過ぎ、2016年6月21日の夏至をもって「夜明けの晩」が終わったところに今、わたしたちはいます。

2008年にはリーマンショックがありました。冥王星が太陽を一周する周期は248年ですから、2008年の一サイクル前の1760年にはイギリス産業革命がありました。続いて、1776年にアメリカは独立宣言をしました。イギリス産業革命以降、イギリスは世界的に覇権を握り、さらに1939年には第二次世界大戦が勃発し、アメリカが世界のリーダーとなっていきました。そして光のピークである2008年にリーマンショックが起き、宇宙的にはイギリス産業革命から始まった西洋的物質文明は終焉を迎えたのです。くしくも、先日の6月23日、イギリスではEU離脱を決定する国民投票が行われました。それは2016年6月21日の夏至をもって「夜明けの晩」が終わったからこそ、起きたとも言えるのです。このように、宇宙的にはとても意味のあるときにイギリスのEU離脱決定の国民投票があったのです。

太陽から冥王星が最も離れた地点を「遠日点」と言いますが、1867年がその地点であり、その年に日本では明治維新が起きました。ですから、日本の歴史はこうした星の動きと非常に連動していることがここから観て取れます。その4年後、大本教の創設者である出口王仁三郎が誕生しました。ちなみに、この出口王仁三郎と金神様はとても深い縁があり、互いの存在が一体であると言っても過言ではありません。つまり、それは大地球神であるということです。そして1989年、遠日点の反対にある「近日点」を冥王星が通過したときに昭和天皇が崩御し、平成が始まっています。

冥王星の周期における光のピークが2008年だとしたら、闇のピークは1913年です。人は、生まれてからだいたい30年が経つと、自らの能力を世の中に表現する時代が来ます。ちなみに、30年は土星が太陽を一周する周期でもあります。つまり、30歳までは自分自身を知る期間であり、30歳から社会で自らを表現し、60歳で人は還暦という生まれ変わりを迎えるのです。日本で言うと、闇のピークである1913年に生まれた人たちが30歳を迎えたとき、第二次世界大戦はまさにピークを迎えていました。1945年が終戦ですから、1943年はそのピークだったのです。1913年の前に生まれた双子座世代の人たちが第二次世界大戦を画策し、その後に生まれた蟹座世代の人たちが第二次世界大戦で戦いました。

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次に、1938年から1957年までに生まれた獅子座世代と1957年から1971年までに生まれた乙女座世代は、戦後の復興と技術革新を成し遂げた人たちです。僕を含めた獅子座世代は生命力が強く、質より量で世の中を立て直していった時代でした。その後の乙女座世代は量より質を重要視し、日本の技術革新を進めた世代です。この1938年から1971年の間に生まれた人たちは、お金がとても重要な世代です。

その後、1971年から1984年までに生まれた人たちは天秤座世代と呼ばれ、その前のお金の時代とその後の自由奔放な人たちとの間に挟まれて、日本で言うとニート・引きこもり・うつ病が一番多い不安定な世代です。つまり、物質性と精神性の間で揺れ動く世代なのです。そして1984年から1995年までに生まれた人たちは蠍座世代と呼ばれ、スピリチュアルの大変革世代ということでお金に左右されない世代です。物への執着は少なく、次の時代を模索している人たちですから、正義感があって何か新しいことをやろうとするのですが、自分が本当に何をやるべきかが明快になっておらず、悩み多き世代でもあるのです。この時代の人たちはお金に縛られていないので、次へとバトンタッチするつなぎの世代と見なされています。

そして、光のピークである2008年に生まれた人たちは今、8歳前後ですね。2008年の前に生まれた射手座世代の人たちは現在8歳から20歳くらいの人たちです。その人たちが光のピークの時代を準備します。それから、2008年の後に生まれた今8歳ぐらいまでの山羊座世代の人たちは、光のピークの時代を実行します。ですから、この人たちが30歳になる2038年ぐらいには、次の時代の光のピークを表現するときが始まるということです。今、2016年ですから、それは22年後のことですね。その頃に、次の時代が地球上に現れ出ることを示しています。ターニングポイントはすでに過ぎていますから、いよいよそれが現象化するということです。

今、地球上では25800年の太陽の一螺旋の2012年12月21日のターニングポイント、1600周期の2000年のターニングポイント、そして248年周期の冥王星の2008年のターニングポイントを同時に迎えています。過去に、これほどターニングポイントが重なるときはありませんでした。少なくとも、僕の記憶にある過去30000年の中ではなかったですね(笑)。

2pm24

先程の冥王星のサイクルの話に戻りますが、1948年に出口王仁三郎が亡くなり、その翌年である1949年にカタカムナが発見されました。そして1951年に古田偉佐美が誕生しています。1981年に僕は30歳を迎え、霊的なメッセージを受けるようになりました。1991年、40歳のとき、富士山頂にて、「その心、日の本の国全体に説くがよい」という命を天から受けました。その命を受けて、1994年に富士山麓で木の花農園が始まったのです。そして2031年、いさどんが80歳になるとき、僕の今回の地球上での契約は終了だと天から言われています。僕はそのことがとても楽しみです♪

僕は霊的には、天理教の創設者である中山みきさんの兄弟です。そして、中山みきさんとインドにある世界最大のコミュニティ・オーロヴィルの創設者であるマザーは同じ魂の縁を持っています。僕は一昨年オーロヴィルを訪問し、ポンディチェリーにあるオーロビンドのアシュラムを訪れました。そのときに、オーロビンドが何者であるのかがわかりました。今、マザーの魂は霊的に地上に降りています。ですから、マザーの魂と対話することができるのです。ところが、オーロビンドの魂と対話することはできません。彼は高次の世界にいる存在であり、実は国常立(くにのとこたち)、つまり艮(うしとら)の金神の魂なのです。出口王仁三郎も同じ系統の魂です。今年の3月8日、出口王仁三郎が直接僕に伝えたいことがあるということで、長野県の松代にある皆神山を訪れたのですが、そこは天の浮き舟と呼ばれており、非常に霊的に高い場所でした。この物語を話すと、いさどんのたいへん長い物語になりますが、こういったものは作ったものではありません。僕が出会ったことを語ってきた結果、後からこの物語がつながっただけなのです(※詳細につきましては、いさどんブログ「天教山から地教山に向かって」「木の花記~金神様物語」をご覧ください。)

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(マザー&オーロビンドの写真とともに)

2009年7月からの「夜明けの朝」が過ぎ、2012年12月21日の「真中」が過ぎ、
2016年6月21日の夏至をもって「夜明けの晩」が終わりました。
この第10回大人サミットはその後の初めてのイベントです。
僕は今、ここにいる人たちだけに向けて語っているのではありません。
霊的には地球全体、そして宇宙に向けて語っています。
この大人サミットは、こうした発信が始まったことの証なのです。
ですから、この大人サミットは時代を動かすひとつの出来事なのです。


《大人サミットプレゼンテーション 第三部-1&2》

2pm26

ここから第三部です。

「我々はどんな環境の中でどんな負荷を受け、社会にどんな負荷をもたらしているのでしょうか?」
ここはポイントです。人はとかく「自分は間違っていない」「自分は悪いことをしていない」という視点で、被害者的に物事を捉えますから、「自分はどんな負荷を受けているのか」ということまでは考えるのです。ところが、「実際に自分が社会にどんな負荷をもたらしているのか」を考えていないのです。ですから、現代人のほとんどは病気になることも、運が悪かったかのように思っているのです。離婚をするときには、相手が悪いと考えるのです。子どもの出来が悪いのも、「なぜわたしにこんな子ができたのだろう?」と考え、自分自身を振り返らないのです。これが、ターニングポイントを迎える前の人々の考え方でした。

ターニングポイントを過ぎた今、自らと他者を区別せず、自分の内から外を見るのではなく、自分から離れて自分も他者も平等に観る――、これがこれからの時代の人々の視点です。

2pm27

「現代の人々は自らがエゴに囚われた存在であることを知らずに、欲望のままに生きている。」
宇宙は因果応報という原因と結果の法則で成り立っています。そうすると、現代人の多くは、自分が善人だと思っているため、「自分は悪くないのに、なぜこれほど悪いことが起きるのだろう?」と思うのです。自分だけを特別に見るから被害者になるのですが、自分にもたらしている問題事はあなたが創ったのです。あなたにその種があったのです。そして、社会が混乱しているのも、あなたがその社会の一員としてそれを表現しているからなのです。その立ち位置に一人ひとりが立たないと、世の中は正常には戻りません。

「囚われのままに生きた結果が社会に矛盾となって吹き出していることに、どれだけの人が気付いているのだろうか?」
この冷静なものの捉え方が必要です。ですから、感情的になってはいけません。感情的にものを観ていては、真実は観えてこないのです。

2pm28

地球環境の実態です。今、世界中がこの状態です。バーチャルなお金が世界を支配しているのです。そして今、地球はプラスのエネルギー過剰になっています。暑い日に人間が熱を浴びすぎると熱中症にかかって熱が中にこもるように、地球も今その状態なのです。物理的なエネルギー過剰が温暖化の状態ですが、今、地球は霊的にもプラスのエネルギー過剰になっているのです。それは、人間の欲が過剰になっている状態です。よく、考えたら人間は欲・欲・欲になっているのです(チーン♪)。ニューヨークならいいですけどね(みんな、笑)。現代人の世界はどこへ行っても欲だらけです。人間の欲がはびこればはびこるほど、他の生命はどんどん絶滅していきます。地球上に280万種存在すると言われている生命が今、一日に100種ずつ絶滅していると言われているのです。

2pm29

本来、人間は天と対話し、自然と対話し、動物と対話し、植物と対話し、そして人々同士が対話し生きてきました。ところが、現代人は対話をしませんね。食べ物だろうが、動物だろうが、すべて工業製品として扱われ、物はお金にしか見えないのです。そういった精神のもとで生産されたものを食べていたら、西洋栄養学的には問題なくても、波動としてはたいへん問題です。すべては、波動が重要なのです。

この焼畑の景色も、宇宙空間から見ると地球の表面にできている皮膚癌です。そして、都市は癌の末期症状です。皆さんはマイクロプラスチックの問題について知っていますか?マイクロプラスチックとは直径5mm以下のとても小さなプラスチックのゴミのことです。プラスチックがどれほど生産されて、どれほど自然に投棄されてきたのか――、それは膨大な量です。地球は酸素の星ですから、すべて酸化して劣化し、細かい微粒子になります。今、微生物の体内にまでマイクロプラスチックが入っており、これはもはや回収できません。

この現象界に起きた矛盾を、潜象界に還すためにはどれほどの時間が必要なのでしょうか。宇宙には潜象界という世界がありますから、いずれこれは正常になりますが、そのためには膨大な時間が要るのです。人間は、そういった罪を犯しているのです。いくら人間が心を改めても、この汚染から元の状態に戻すことはもはやできません。ですから、人類だけではなく、これから生きていく後の生命はすべて、この負荷を受けて生きていかなければならないのです。

2pm30

人間は欲望の延長に、このようなことまでします。鳥たちはこの状態でも生きていますから、餌を与えれば、また羽が膨らんできます。利益を得るために、人間は動物を殺さず、生きたままの状態で定期的に羽を抜くのです。それでわたしたちの快適な夜があるのです。

グルメといって、霜降りの肉が食べられますね。あの霜降りの肉は一体どういう状態にするとできるのか、知っていますか?あれは人間で言えば、失明状態になるまで糖尿病が悪化した状態なのです。そうでなければ、筋肉に脂がサーッと綺麗に入りません。ですから、肉を生産するプロは、牛が若い頃は放し飼いにして筋肉をつけさせ、体を大きくさせます。それで出荷するたとえば半年、一年前になると、抗生物質を与えるのです。抗生物質は成長促進剤ですから、それで栄養過多にしておき、発病手前の状態にして出荷するのです。そうすると、おいしいお肉になるのです。プロはお金のために生活していますから、どんなことでもするのです。

2pm31

今、世の中では普通のお金儲けが難しくなってきたので、お金をたくさん持っている人たちは慈善事業に投資してお金儲けをしようとする世界ができています。さらに、医療は完全に製薬会社の支配のもとにあります。農業は完全に農薬会社や種会社の支配のもとにあるのです。宇宙人が地球に来て、地球人のしていることを見たら、「あなたたちは何をしているの?それは宇宙の法ですか??」と驚くことでしょう。

2pm32

3年前の10月、伊豆大島では1時間100mmを超える猛烈な雨が数時間降り続き、24時間雨量が824mmに達しました。それは、通常であれば2ヶ月かけて降る雨がわずか一日程度で降ったということです。実はその年の8月に「特別警報」という表現が生まれていたのですが、特別警報とは50年に一度あるかないかのレベルの災害に対する警報です。ところが、その制度ができてから、毎年特別警報が発表されるようになったのです。

先日、スーパー台風が台湾に上陸しましたが、そのうち日本にも上陸するようになります。風速90mの台風がやってくる時代になるのも、時間の問題です。

集中豪雨についても、線状降水帯と呼ばれる現象が起きています。これは、寒気と南からの湿気のある暖気が重なり、その間を積乱雲が次から次へと発生し、強雨をもたらす現象です。通常の降水帯は幅5kmなのに対し、この線状降水帯は幅20~50km、長さ50~300kmにも及びますので、ケタ違いのスケールです。これが去年起きた鬼怒川氾濫の原因です。それが先日、熊本でも起きましたね。この現象はもう珍しくなりました。

皆さんの中で東京に住んでいる人はいますか?国土交通省は荒川氾濫のフィクションドキュメンタリーをホームページ上で公開しています。荒川が氾濫すると、東京のライフラインが麻痺した結果、国内の経済活動に甚大な被害を与え、日本を揺るがす危機となると発表しているのです。

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太陽の活動と地球のマグマ活動の関係は、わたしたちにとってとても重要なことです。今、地球はマグマの活動期に入っています。これは地球の事情ではありません。太陽の黒点の活動が地球のマグマの活動と連動しています。そして地震と火山の噴火を誘発しているのです。

今、世界の先進国が宇宙の中でもっとも観測しているものは、「太陽」です。なぜなら、太陽は地球のマグマの活動に影響を与えているだけではなく、太陽の変化が地球の活動に直結しているからです。たとえば、景気が良いとか悪いとか言いますね。それで安倍首相や日銀の総裁は公定歩合を上げたり下げたりしながら、景気を誘導しています。しかし、景気とは「気」のことであり、わたしたち人間の「気」分も経済活動をはじめとする人間の営みもすべて、実は太陽が左右しているのです。太陽が左右していることを人間の人智で表面的に対処しても、事は人間の思うように成らなくて当然です。それは病気に対する対症療法と同じです。人間は一方で癌細胞をつくっておき、その一方で抗がん剤でその症状を抑えているのですから、それでは矛盾の中で生きていることになります。そのように捉えたときに、太陽が人間に指針を与えていることが観えてきます。太陽は地球の進むべき方向を示し、人々の心がそこから外れて滞りが生まれれば、太陽は自らの意志を人間に伝えるために天変地異を起こし、「その姿勢を改めなさい」とメッセージを送ってくれているのです。

わたしたちはその観えない法則の存在を知り、その意志を受けて生きていく時代に突入したのです。それを理解し表現することが天の気を読み、宇宙を生きることです。この世界には必ず流れがあるのです。

人生を生きるときに、どの人も自分のために生きています。自分のために生きることは、自分の働きによって生きるということです。しかし本来、この世界は共同で成り立っています。皆によってこの世界は成り立っています。ですから、「働く」ということは、この世界が正常につながっていくために、全体の中のポジションを担っていくということなのです。「働く」の本来の意味は、「傍(はた)を楽(らく)」にすることなのです。ですから、本来生きるということは、自分のために生きるのではなく、世のため人のために生きることなのです。そうしたら、生きるために必要なものはすべて、世の中が用意してくれるのです。それがこの世界が動いている仕組みです。そうやって生きる人には、お金が必要なときにはお金が現れてきます。人材が必要なときには人材が現れ、物が必要なときには物がやって来るのです。あとは、自分が全体の中でふさわしい役割を果たせばいいのです。このような話を聞くと、「そんなうまい話があるのだろうか?」と人は思うものですが、宇宙の構造は完璧に成り立っていますよね。ですから、このように人々が生きれば、宇宙の星々の成り立ちのように、地球上にも精妙でダイナミックな世界が現れてくるのです。そういった仕組みを永遠に紡いで動いている、この世界には流れがあるのです。

さて、皆さんはその流れを読むことができるでしょうか?

流れを読めずに生きている人たちがいます。それは自分のことばかり考えているからです。自分の都合ばかり考え、そういう人に限って、「なぜわたしはこんなに一生懸命やっているのに、物事がうまく行かないのだろう?」と思うのです。そのように一生懸命やっているエネルギーが空回りしているのであれば、うまく行くわけがありません。逆に流れに乗っていると、一生懸命やらなくても、目の前にあることだけをやっていれば、事はトントンとうまく進むのです。そのような場では、自然と自分がしたことに対して、「ありがとうございます」という感謝の気持ちが湧いてきます。それとは逆に、自分がしたことで生きている人は、「自分がやったことが実ったのだ」と傲慢なのです。これからは、そういった精神で生きていくと、たいへん生き辛くなっていきます。

わたしたちはどのような仕組みで生きているかというと、太陽があるからです。わたしたちの地球が自転し、公転し、太陽と共に宇宙を動いているから、時間が存在するのです。動くということは、ここからここまでという場所を創ります。ですから、わたしたち人間が働くということは、宇宙の法の中にいるのです。それが、生きることの実体です。このように、真実の実体を理解し、広い世界観を持つことが大切です。そして、それを生活に表現していくことが、わたしたちが生きる上でもっとも重要なことなのです。

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これは太陽の黒点運動と地震発生の関係を表しています。この赤いラインは地球上で地震が起きたときの死者数を示しています。興味深いことに、太陽の黒点数が下がるときに大地震が起きているのです。この流れで行くと、来年あたりには地震で多くの人が死ぬ可能性があります。

「太陽の黒点の数は11年周期で増減を繰り返している。黒点数が減少する時期は太陽活動が停滞し、太陽の磁場が弱くなるため、それまで太陽系に侵入できなかった銀河からの透過力の大きな宇宙線が地球に届くようになる。この宇宙線が地球内部を加熱すると、外核から放射される熱エネルギー量が多くなるため、地震や火山の活動が活発になるのではないかと推測されている。」
よく考えてみると、生命であるわたしたちは光そのものです。すべての生命は光の産物です。そして、それを発している元は太陽です。ですから、わたしたちの存在は思考から肉体まですべて、太陽が握っているのです。あの太陽がわたしたちのすべてであり、常に何かをわたしたちに伝えているのです。しかし、日中の太陽に語りかけてはいけませんよ。目がおかしくなりますからね(みんな、笑)。昇る朝日や沈む夕日に語りかけることが大切です。昇る朝日を食べると、一日の活力を与えてくれます。昇る朝日は食べるのです。日中の太陽は、わたしたち生命を育ててくれます。そして沈む夕日は浴びるのです。そうすると、一日活動した体を癒してくれます。そして、感謝して一日を終えることができます。朝日に対しては、「いただきます。」そして夕日に対しては、「ありがとうございます。ごちそうさまでした。」このように太陽と人間が意識でつながるようになったら、きっと太陽は「ようやく人間たちはわたしの存在の意味を理解するようになった」と思うことでしょう。

太陽系的に言えば、太陽系全体の意志は、太陽の意志です。ですから、わたしたちは太陽の意志を受けて、地球にこのような時代を運営しているのです。さらに、地球は太陽系の第三惑星であり、生命を育むための絶妙な位置にいます。わたしたち生命は金星にも火星にも暮らすことはできません。

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ここで地球暦を見てみましょう。中心にあるのが太陽です。太陽の次の水色の惑星が位置するところが水星の軌道です。軌道がドーナツ状になっているのは、太陽から遠くなる地点と近くなる地点との差があるからです。つまり、水星の軌道はこれほどぶれています。水星は秒速48kmで太陽のまわりを88日間かけて一周します。金星はその外にあり、綺麗な円を描いています。音楽で言えば、金星の動きはメトロノームのようです。水星は直観力・情報伝達の星であり、金星は女性性を表す星です。そして、その次に来る地球は現象化の星です。ですから、地球上では想いがすべて現象化します。さらに、地球は変化をする星でもあります。緑色の惑星が位置するところが地球の軌道ですが、薄いドーナツ状になっています。2016年の太陽から一番近いところは1月3日に当たり、一番遠いところは7月5日に当たります。地球の軌道は精度が良いのですが、少しだけぶれています。

この「少しだけぶれている」ことがポイントです。そのため、地球上では大きな気候の変化はありませんが、微妙な変化が地球の生命活動の刺激となり、生命の星として存在しています。金星のように完璧な軌道を描いていれば、そこでは変化がなく、生命は生まれません。カタカムナで言う、ヒフミヨイムナヤコトのコが転がり出るように、ギャップが生まれないと生命は育まれないのです。地球は太陽からこの微妙な位置にあり、微妙に軌道がぶれるからこそ、この微妙なぶれが生命を育むのです。

地球の外側にある大きなドーナツは火星の軌道です。火星は高速でこの軌道を描いています。火星は男性性・行動力を表す星です。太陽系の1兆分の1の縮尺では、地球の軌道は直径30cmです。

さらに、わたしたちが地球上に生まれ出た瞬間に、太陽系のどの位置に惑星があるかによって、わたしたちの人生は決まるのです。水星から火星までの内惑星からはその人の精神性、そして木星から冥王星までの外惑星からは社会性が読み取れます。ということは、太陽がわたしたちに影響を与えているだけではなく、星と星の対話がわたしたちの人生そのものを決めているのです。

皆さん、「自分は自分」だと思っていませんか?実は、星がわたしたちの人生に大きな影響をもたらしているのです。太陽がわたしたちの生きる意味を示しているのです。そう考えると、わたしたちは人間なのでしょうか?それとも、宇宙人なのでしょうか?このように捉えれば、わたしたちは宇宙人に決まっていますね。宇宙を生きるとは、常に天の気にお伺いを立て、「わたしは次に何をしたらいいですか?」「明日はどのような行動をしたらいいですか?」と天に伺いながら生きることなのです。それが、「天命を生きる」ということです。

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ここで「命(いのち)」という字を見てみましょう。天命は天の命と書きます。つまり、天から意志が降りてきて、いのちになったのです。ですから、わたしたちは「みこと(命)」です。「命」の字の中にある「口」は祭壇を示します。そして、「口」以外の部分は、人が集うという意味もありますし、神官が帽子をかぶり天に伺いを立てる姿を表しています。つまり、祭壇があり、天に対してひざまずき、「どのように生きたらいいでしょうか?」と伺っているのです。それが「命」です。わたしたちはいのちですから、常に天に向かって「どのように生きたらいいのでしょうか?」と伺い、天と共に生きることが本来の姿なのです。

ところが、現代人は天の存在をてんで忘れてしまい(チーン♪)、自分の都合だけで生きています。上に心を向けることもありません。たいてい、「何か落ちていないかな?」「良いことはないかな?」と都合の良いことばかり考え、下ばかり見ているのです。それが下の目線です。横の目線になると、同じ土俵で対立するわけですから、「自分が獲得してやろう」「奪ってやろう」というよこしまな心になるのです。

天を意識していると、天の意志が降りてくるのです。ですから、「いただく心」になるのです。わたしたちは宇宙人なのですよ♪ここで伝えたいことは、少し目線が変わると、まったく違う世界に出会うということです。

目覚めれば、世界はわたしです。目覚めなければ、世界は世界、わたしはわたしです。

僕は今までこういったことを天からいただいてきたのですが、困惑していました。
それは語れば語るほど、変な人だったからです。
しかし、2012年12月21日に真中を過ぎ、その後の3年半が過ぎ、
質的転換した今年2016年6月21日をもって、
何を語っても大丈夫だと思うようになりました。
それは、天が味方しているからです。
新たな時代の扉は完全に開いたのです。
そしてこれからは、語れば語るほど、「やはりそうだったよね!」と
共鳴する人がたくさん現れてくるのです。
それは、今の社会現象を観ればわかります。
今、世界中の国も民族も社会も個人も、混乱しています。
ですから皆さんが、古い囚われから自らを解き放ち、
新たな気分で天の気を伺いながら素直に生きていったら、
この世界の問題事は自動的に消えていきます。

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これは日本で起きている天変地異ですが、東日本大震災は日本周辺における観測史上最大の地震であり、御嶽山噴火は戦後最悪の火山災害でした。そして、この間の熊本地震です。これは東日本大震災に匹敵する大きなエネルギーを持つ災害でした。

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今、世界のプレートが動き出しましたね。日本にはユーラシアプレート・北米プレート・太平洋プレート・フィリピン海プレートの4つのプレートがクロスしています。

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この図にあるように、新潟県から静岡県にかけて南北に走る大断層線は「糸魚川(いといがわ)静岡構造線」と呼ばれています。糸魚川は新潟県にあり、新潟県から長野県の白馬を通り、山梨県を通って富士山に来て、伊豆へ行っています。実は、僕はこの糸魚川静岡構造線上にミツバチを飼っています。ここから富士山のほうへ向かうと千居遺跡があります。昔の人々は天と共に生きていましたから、波動が高く生命力あふれるところで生きていました。生命力とは、いのちが生き生きと活性している状態です。そうすると、常に変化が繰り返されるのです。「生」き生きと「活」性するという字をつなげると、「生活」になりますね。日本という国は4つのプレートが押し合っているところですから、破壊が激しいのです。その代わりに、圧力が高いので再生も早いのです。つまり、日本という国はとても生命力が高い国なのです。その中でもプレートがクロスしている地点は、富士山を真ん中にはさんで糸魚川静岡構造線上にあり、その近くに位置する千居遺跡は4000年前の縄文遺跡だと言われています。さらに、この場所のすぐ近くに大鹿窪遺跡があるのです。これは13000年前の遺跡ということで、カタカムナ時代の遺跡なのです。定住集落跡の例としては日本最古級であるとされています。僕がカタカムナの話をするときに、カタカムナ文明は13000年前に東アジアで繁栄していたという話をします。そのときにはいつも、「13000年前の上古代の人々が住んでいた日本最古の集落に今、わたしたちはいるのだ」と思うのです。それは偶然なのでしょうか?世の中にカタカムナの話をする人はそれほど多くはいませんよね。カタカムナの48音は世界の言語の元です。ですから、カタカムナの単音の言魂で世界中の言語を読んでいくと、それで言語の意味が読み解けるのです。

糸魚川静岡構造線に話を戻しますと、5月の半ばになると1000年前の登呂遺跡の近くに、しかも静岡浅間神社のそばで僕はミツバチを飼っているのです。さらに、4000年前の千居遺跡でミツバチを飼い、13000年前の大鹿窪遺跡で暮らしながらカタカムナの話をし、そして6月頃になると、山梨県の韮崎から長野県の小淵沢にかけて七里岩というプレートとプレートがぶつかり合って28kmに渡り山が隆起しているところがあるのですが、そこでもミツバチを飼います。さらにそのまま白馬に向かって北進し、長野県の大町市にある木崎湖畔でもミツバチを飼っています。僕は狙ってそうしたわけではありませんが、なぜだかそういった縁をいただき、気が付いたら糸魚川静岡構造線上でミツバチを飼い、このライン上を行ったり来たりしているのです。ですから、木の花ファミリーの蜂蜜はとても波動が高いのですよ♪

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日本の精神病患者は320万人です。これは「患者」ですから、病院に行って精神病だと診断され、薬を処方されている人の数です。ですから予備軍を入れると、この10倍だと言われています。今、日本の人口は1億3000万人弱ですから、4人に1人くらいは精神病だということです。よく考えてみれば、皆、悩んでいますよね。

さらに、数ある依存症の中で最も驚くべき依存症として、宝くじ依存症というものがあるのを皆さんは知っていますか?宝くじで一攫千金を当てようと思い、それで破産する人がいるのです。宝くじは国が運営している制度なのですよ。そして、2020年に開催される東京オリンピックも宝くじの収益によって運営されるのです。国民にギャンブルをさせて、オリンピックを開催するのですから、なにしろこの世界は狂っていますね。

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介護殺人については今日の午前中も触れましたが、このような話があります。旦那さんが介護で疲れ、奥さんを殺してしまったのです。それで息子が電話をかけてきて、「親父のことは絶対許さない!」と言ったそうです。「そう言われても、介護の日々がどれほど地獄だったのかはわかってほしい」と父親がいくら思ったところで、その場にいなかった息子にはそのことは理解できないのです。これでは家庭はめちゃくちゃです。そこで僕は思ったのです。

木の花のシニアメンバーたちはそのような場面に出会わなくてもすむと思ったのです。まず、木の花のお年寄りたちはその人にふさわしい役割が与えられ、その人らしく生き生きと生活しています。そもそも、彼女たちは介護のお世話にならないことでしょう。ですから、このような生活は必要ですね。難治性うつのTさんもここに滞在してから1ヶ月で改善されたのですから。彼女は弁護士でふたつの会社を経営するくらい優秀なのですが、優秀だからこそ、物事の捉え方を間違えると病気にもなるのです。僕が彼女に「普通の医者ではあなたを治せませんね」と伝えたときに、彼女はこう答えました。「それはそうですよ!普通の精神科医は下手なことをするとわたしに訴えられるので、それが怖くてわたしを治すことはできないのです(笑)。」

この実質たった2日間の大人サミットの場で、今の世界情勢を読み解き、皆さんに時代の新しい扉が開いたことを伝えたところで、皆さんが国を代表してそれぞれの国を治めることはできませんよね。皆さんは庶民なのですから。しかし今、ここに集っている一人ひとりが自らの立場で、新たな意識で生きていくことは可能です。そのときに、一人ひとりが自らの人生に対する課題を確実に持っています。少なくとも、自らが蒔いた種で苦しんでいるようなレベルを超えないことには、世の中のためにはなれません。しかし、現代のほとんどの人たちは、自ら蒔いた種で毎日悩んでいます。それが、自我の延長で生きているということです。少なくとも、そこであなた一人分を超えることが、世の中を変える第一歩です。ひとりの人が悩んだり病んで生きているということは、世の中をそのひとり分、混乱に陥れていることになるのです。

今、あなたが問題に出会っているとしたら、その問題の種はあなたの中にあります。多くの人たちが人を誘導するときに、恐怖を語ったり、「正しいのはこれだ」と人を誘導するのです。しかし、それではその人の道を奪っていることになります。僕は皆さんをどこにも誘導しません。「あなたが自分で自らの道をしっかりと歩んでください」と伝えています。国のリーダーに世の中を託したり、宗教家が人々を救う時代はもはや終わったのです。これからは、わたしたち一人ひとりが目覚め、自らの人生にも社会にも責任を持って生きる時代です。

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