この大人サミットを通して、木の花ファミリーを形成している医・農・食・経済・社会・教育・環境・芸術という天然循環法が印象に残りました。天然循環法の中心には精神性が司っているように、自分の縦軸として何が今一番自分の心を司っているのかと考えまして、「共に響く、共に拡げる、共に創る」ことが、頭の中に浮かんできました。これにプラスしたいのは、僕の場合は好奇心。楽しく共に響いて、楽しく共に拡げて、楽しく共に創る。そういったことを縦軸として今、心に誓って行動しています。
それが縦軸であるならば、横軸は何だろうと考えてみて、そのときにこの天然循環法の図が思い浮かびました。自分の場合、体を壊した関係で今は医療のほうに興味があって、まずは病気になったことを通して得たことと、いろいろな人から伝えられた経験をさらに誰かに伝えることができればいいと考えています。それがさらに農につながって、自分の体をつくっているのは食べ物だと思い、自分は体を壊したから健全な食べ物は何だろう?と考えました。それで、木の花に来たのも自然農法のつながりだったのですが、自分が病になったことから健全な食生活について伝えることもできると思っています。
そのように捉えると、天然循環法はすべてがつながっている仕組みと感じていて、経済という意味ではそういったつながりを創るためにお金を稼いだり、社会もそれに準じて「クニツクリ」という循環を自分から創るために生きていく。そして、教育を環境につなげると、自然を教科書にして調和を教えられるような環境であったり、自然の美しさを芸術として教えられるような循環が自分の中で横軸として形成されていく。そのように生きていければいいと思います。
(木の花ファミリーの天然循環法の図)
(こびちゃんが描いた絵)