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「クニ(地球)ツクリ」とは?

「クニツクリ」の「クニ」とは、カタカムナで紐解くと、「自由に行動できる区画された地域」あるいは「自由が定着した」という意味であり、現象界を指します。特に、この広大な三次元宇宙の中で生命体が自由に活動できる「地球」のことを指し、地球生態系を完成させることが「クニツクリ」なのです。

ここでいう「自由」とは、個々の存在が自己基準で勝手気ままに振る舞うことではなく、宇宙意識に目覚め、個々の存在が連携するという「秩序」の上にあって、自由自在に生命を表現することです。秩序とは宇宙の法則であり、過去から未来へ進む時間の流れはその柱(縦軸)となります。そういった秩序の元に一人ひとりが個性を十分に発揮すると、美しい交響曲のような地球生態系の世界(横軸)が出来るのです。

現在、人間を除いた段階での生命ネットワークはこの秩序の中にあり続けていますが、そのネットワークに人間が加わって初めてクニツクリは完成するのです。このクニツクリのプロセスである「地球創世の歴史」を一年に例えるならば、大晦日の日の午後11時37分に人類は誕生したばかりなのです。40億年の歳月をかけて地球という土台が築き上げられ、6億年かけて生命ネットワークが作り上げられてきました。そしてその最後の一瞬に人類は登場し、46億年かけて築き上げてきた生命ネットワークを一瞬で破壊するだけの能力を持って生まれたのです。今わたしたちは、一人ひとりが目覚めた存在になるのか、それとも最終的には自滅する癌細胞のような存在として進むのか、重大な岐路に立っているのです。

残念ながら、今現在のほとんどの人類にはクニツクリの意識はなく、むしろ生命ネットワークを破壊し続ける地球にとっての癌細胞のような存在であり、そのように生きている自覚もないのが現状です。

しかし、広い世界観で捉えれば、そういった現状もクニツクリのためのプロセスと言えます。様々な問題に直面している現代から新たな時代を迎えるためには、今までの価値観を乗り越え、人類一人ひとりがクニツクリの意識に目覚め、連携していくことが求められています。それこそが、これからのクニツクリの姿なのです。

クニツクリは、偉大な聖人や政治家、リーダーだけが行うものではありません。この地球の細胞であるわたしたち一人ひとりが現状の狭い価値観から抜け出し、わたしたちの肉体を構成する細胞がそうであるように、地球生命ネットワークのメカニズムのもとに、一つひとつの細胞同士が連携して「阿吽の世界」をつくりあげることなのです。

一人ひとりが宇宙意識に目覚めると、一人ひとりが真に花開く時代が訪れます。それこそがクニツクリであり、そのための時代の扉はすでに開いているのです。